結核国際協力派遣前専門家研修事業研修生募集(締切5/7(火))
概要
多くの開発途上国で結核は死因の上位にあり、その改善のために日本からの技術協力が望まれています。結核研究所では、各国からの技術支援への要請に応え、海外で結核対策の指導を行える若い人材を育成するために、途上国結核対策への技術支援に関する知識・技術を習得する日本人研修生を募集しています(※本研修は、基本的な技術や知識の習得等、人材育成を目的としており、派遣前専門家研修後の海外派遣を保証するものではありません)。
研修内容
研修は、主としてJICA課題別研修「健康危機に対応する結核対策-革新的技術を用いた保健システム構築-」への参加を通じて行います。
JICA国際研修は結核高負担国の国家結核対策プログラム担当医師らを対象とし、世界戦略に沿った結核征圧に向けた対策強化のための人材育成を行っています。
各国からの研修生と協調し、SDGs及びUHC、結核対策の知識・技術を習得し、活動モニタリング・効果評価手法について理解する。
結核を含めた感染症に対しては疫学の知識が重要であり、基礎疫学も重点的に学びます。
講義の聴講だけでなく、演習や討論、発表及びレポート作成などが内容に含まれます。
研修期間
2024年6月24日(月)から8月9日(金)
注1:この研修期間の前に自習による事前学習などを求められることがあります
注2:研修の最終日に研修報告書を提出ください。
研修期間
結核研究所(西武池袋線 清瀬駅より徒歩15分)
使用言語
英語
応募資格
- 医師 または疫学・公衆衛生分野に2年以上従事した保健医療関係者。
- 国際保健分野の業務経験を2年以上有することが望ましいが、現時点で経験はなくとも、本研修後に結核対策を中心とした国際保健分野に従事する予定であることは考慮されうる。
- 受講に必要な英語力を有する(TOEIC730点,TOEFL550点[iBT79点],英検準1級あるいはこれと同等が望ましいが、それ以下でも点数によっては考慮されうる)。
募集人数
若干名
身分および処遇
結核研究所 派遣前専門家研修事業研修生
本研修生は結核研究所の所属で、JICA国際研修に参加する各国からの研修生(JICA所属)とは立場が異なる。
研修受講料は無料。期間中、規定に応じ研修手当が支給されます。
現在、研修宿舎が利用できませんので遠方の方には宿泊の補助は致しますが要相談です。諸手当(通勤・住居・扶養等)は支給されません。
提出書類
下記書類提出先に記載されている宛先へe-mail または郵送にてお送りください。
メール送信の際は、メール送信宛先に下記書類提出先に記載されている2つのアドレスを両方とも記載し、メールタイトルは派遣前専門家研修事業研修生応募書類と表記し、送信してください。
郵便の場合は封筒に「結核国際研修 派遣前専門家研修事業 研修生応募書類」と朱書きの上、提出して下さい。
尚、各書類は日本語での記載をお願い致します。
受領後、2日以内に受領連絡を致しますが、連絡がない場合はお問い合わせください。
- 履歴書(書式は問わない。これまでの経験や活動実績などを含めて記載する。また日中連絡できる電話番号を記載してください。)
- 応募動機(800字以内)
- 医師免許証または学位記(公衆衛生修士号など)の写し(デジタル写真画像可)
- (あれば)語学力証明書の写し(デジタル写真画像可) 電子ファイルの場合は、a.,b.は、Microsoft Word形式ファイルまたはPDF形式ファイルで保存してください。
応募期限
5月7日(火)必着
選考方法
書類選考を実施し、必要に応じて電話またはオンライン面接を実施します。
最終的に5月中旬までに採否を決定し、結果は本人に直接連絡します。
書類提出先
〒204-8533 東京都清瀬市松山3-1-24
結核予防会 結核研究所 国際協力・結核国際情報センター 国際研修科
担当 国際研修科事務int-adm☆jata.or.jp、平尾晋hirao☆jata.or.jp
(☆を@に変えてお送りください。)
TEL: 042-493-5711(代表) FAX: 042-492-4600
(本研修に関するお問い合わせはe-mailでお願いします。その際、上記二つのアドレスの両方を宛先にしてください)