結核国際協力派遣前専門家研修事業研修生募集(締切9/5(金))
概要
結核研究所では、主に途上国において結核・呼吸器感染症対策の指導を行える若い人材を育成することを目的とした国際協力派遣前専門家研修に参加する日本人研修生を募集します。(※本研修は、基本的な技術や知識の習得等、人材育成を目的としており、派遣前専門家研修後の海外派遣を保証するものではありません。)
研修内容
本研修では、結核対策と共に、結核対策等既存の保健問題にも影響を与えるパンデミックへの対応について学ぶ機会を提供します。
研修生は、独立行政法人 国際協力機構(JICA)が実施する2025年度課題別研修「感染症対策のための技術革新:パンデミックの予防、備えおよび対応(Pandemic Prevention, Preparedness and Response)」に参加します。
この研修では、従来の結核中心の研修から内容を拡充し、呼吸器感染症を含む感染症危機管理に焦点を置いた人材育成を行う予定です。本研修は、結核研究所を含めた国内外の講師の講義と実習、議論、視察などを通して、次なるパンデミックへの対策強化への理解を深めることを目標としています。また、日本の参加者、講師、国外からの研修員が互いに学びあい、新たな知識を創造することを目指しています。
研修期間
オンライン研修:令和7年10月27日~11月14日(期間中に個人のペースで講義をオンデマンド視聴)
国 内 研 修:令和7年11月25日~12月19日(平日9:00~16:30)
研修場所
結核研究所(西武池袋線 清瀬駅より徒歩15分)
上記研修場所の他、関東圏の施設への視察が含まれます。
使用言語
英語
応募資格
- 医師または疫学・公衆衛生分野に2年以上従事した保健医療関係者。
- 国際保健分野の業務経験を2年以上有することが望ましいが、現時点で経験はなくとも、本研修後に結核・呼吸器感染症対策を中心とした国際保健分野に従事する予定である、あるいは希望していること
- 受講に必要な英語力を有する(TOEIC820点、TOEFL iBT 79 点、TOEFL CBT 230点、IELTS6.5 以上、英検準1級あるいはこれと同等が望ましいが、それ以下でも点数によっては考慮されうる。)
募集人数
若干名
身分および処遇
本研修生は結核研究所の所属で、JICA国際研修に参加する各国からの研修生(JICA所属)とは立場が異なります。
研修受講料は無料です。
期間中、規定に応じ研修手当が支給されます。
宿泊のために研修宿舎を利用することができます。
遠方の方で他の場所に宿泊する場合には、補助は致しますが要相談です。
諸手当(通勤・住居・扶養等)は支給されません。
提出書類
下記書類提出先に記載されている宛先へe-mail または郵送にてお送りください。
メール送信の際、タイトルは派遣前専門家研修事業研修生応募書類と表記し、送信してください。
郵便の場合は封筒に「結核国際研修 派遣前専門家研修事業 研修生応募書類」と朱書きの上、提出して下さい。
尚、各書類は日本語での記載をお願い致します。受領後、2日以内に受領連絡を致しますが、連絡がない場合はお問い合わせください。
- 履歴書(書式は問わない。これまでの経験や活動実績などを含めて記載する。また日中連絡できる電話番号を記載してください。)
- 応募動機(800字以内)
- 医師免許証または学位記(公衆衛生修士号など)の写し(デジタル写真画像可)
- (あれば)語学力証明書の写し(デジタル写真画像可)
応募期限
2025年9月5日(金)必着
選考方法
書類選考を実施し、必要に応じて電話またはオンライン面接を実施します。
最終的に9月下旬までに採否を決定し、結果は本人に直接連絡する予定です。
書類提出先
〒204-8533 東京都清瀬市松山3-1-24
結核予防会 結核研究所 国際協力・結核国際情報センター 国際研修科
担当 国際研修科事務int-tra☆jata.or.jp
(☆を@に変えてお送りください。)
TEL: 042-493-5664 FAX: 042-492-8258
(本研修に関するお問い合わせはe-mailでお願いします。)