公益財団法人 結核予防会結核研究所

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結核予防会結核研究所

結核予防会結核研究所

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東京都清瀬市松山3-1-24
TEL. 042-493-5711
FAX. 042-492-4600

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結核研究所について

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公益財団法人 結核予防会結核研究所

 公益財団法人結核予防会は、昭和14年に内閣総理大臣に賜った皇后陛下(香淳皇后)の令旨を奉戴し、内閣決定により設立された公益法人です。総裁秋篠宮妃紀子殿下のもと、結核を中心に、肺がん、その他の呼吸器疾患の予防事業、調査研究及び国際協力等を行っています。

 結核研究所は、公益財団法人結核予防会の1事業所として、研究・研修・国際協力の事業をになっています。

結核研究所 所長挨拶

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公益財団法人結核予防会結核研究所 所長 石川信克

公益財団法人
結核予防会結核研究所
所長 加藤 誠也

 結核はかつて「国民病」と呼ばれた著しいまん延状態でありましたが、1951年に施行された結核予防法の下に実施された官民一体となった強力な対策と社会経済的発展に助けられて、患者数は大幅に減少しました。1980年以降罹患率低下の鈍化、さらに一時的な逆転上昇を経験しましたが、2000年以降は減少傾向を続けており、2015年の統計によると、罹患率は人口10万対14.4、9自治体が罹患率10以下の低まん延状態になりました。しかし、高齢者や免疫抑制状態の人、社会経済的弱者、外国出生者などがハイリスク集団になっており、患者発見の遅れを主因とする集団感染の発生、さらに今後の低まん延状態における医療提供体制の再構築など多くの課題があります。

 一方、世界保健機構(WHO)の推定によると、世界では毎年1000万人以上の患者が発生し、多剤耐性結核やHIV合併結核が大きな問題となっており、糖尿病などの非感染性疾患や喫煙、貧困や移民などの様々な社会要因が制圧を難しくしています。WHOはEnd TB Strategy (結核終息戦略)において2035年までに世界の罹患率を人口10万対10以下にすることを目標に掲げて、その実現には患者中心のケアと予防、骨太の政策と支援システム、革新的な技術開発が必要としています。

 結核研究所は1939年の設立以来、日本及び世界の結核対策の推進のために、様々な研究、技術支援・人材育成等の活動を行っています。

 臨床・疫学・対策分野では、発生動向調査の分析や分子疫学等の新しい方法を駆使した疫学研究、医療機関の協力による臨床研究、国内外の様々なレベルにおける対策研究など幅広い研究を実施しています。

 技術革新を最終目標とした基礎分野では、結核菌を中心とした抗酸菌の超薇形態に関する研究、様々な抗酸菌検査に関する技術開発や検証、結核菌のゲノムに関する研究等が行われています。また結核免疫について、感染、発症、再発に関わる宿主遺伝子や免疫病態、臨床疫学因子の解析等の研究や新規抗酸菌薬開発等の研究を進めています。

 これらの研究成果は学術集会や学術雑誌での発表、また、ホームページで公開しているほか、厚生科学審議会や保健所・自治体における対策の検討の資料として活用されています。また、設立初期から実施している国内向けの研修、最新情報を提供する地区別講習会や地域における研修会などで情報提供され、医療・対策の発展に役立っています。

 1963年に開始した国際研修の修了者は97か国2300人を超え、それぞれの地域・世界の対策に貢献しています。また、厚生労働省・国際協力機構(JICA)・複十字シール募金等の資金による、高まん延国に対する国際協力事業の他、WHOの「指定協力センター」として、抗酸菌レファランスラボラトリーとしての活動や調査・研究への技術的助言を行っています。

 結核研究所は日本を代表する世界の研究所として、国、地方自治体、保健所、医療機関、その他関係団体やWHOをはじめとする国際機関との協力のもとに、結核の研究・対策をとおして日本国民・世界の人々の健康と幸福の推進に貢献してまいります。今後とも、皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

結核予防会結核研究所の組織

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結核研究所 組織図

事務部
庶務課 企画・医学科 免疫科
経理課 保健看護学科   病理科
放射線学科   動物実験科
研究支援室      
企画調査科 国際研修科      

2013.05.27更新

結核研究所パンフレットと研究業績集

優先課題プロジェクト(複十字誌より)