調剤薬局DOT

東京・埼玉の調剤薬局10施設が「外来DOT]に取り組む  

 患者が調剤薬局に週2回定期的に足を運び、病院で処方された薬を患者は薬剤師の見ているところで飲む−。こんな試みが東京都内などの調剤薬局で始まりました。この研究を行う主体施設は東京・清瀬市にある財団法人結核予防会結核研究所。結核症の治療には薬を所定の期間規則的に服用することが不可欠です。退院後の服薬を患者自身が自己管理できるかが完治への大きな要素となります。同研究所では患者の服薬監視機能を患者宅近くなどの通い慣れた調剤薬局に持たせ、患者の服薬コンプライアンスの向上に結びつけたいという願いです。こうした患者の規則的な服薬を実現しようとする結核症患者の対面服薬「ドッツ(DOTS)」は世界的にはすでに浸透していますが、薬局薬剤師が監視機能の役割を担った前例はありませんでした。今回の研究は調剤薬局に「かかりつけ薬局」としての新たな機能を持たせるきっかけになりそうです。(ファーマウィーク(発行所:じほう)より)
 詳しくは、PDFファイルをご覧下さい。
調剤薬局薬剤師さんへの外来間欠DOT説明会 患者さんへのDOT説明会(於:複十字病院) DOT外来(於:複十字病院)
 

 


updated 03/11/18