13.図書・資料作成事業
「結核談話会発表集」の作成 | |
結核予防の啓発普及の資料として「結核談話会発表集」を発行した。 | |
効果: | (財)結核予防会が毎年実施している「結核談話会」での学術発表を本市が集約して発行することは、医師の質の向上を図ることに有益である。 |
結核予防啓発資材の作成(平成5年度から) | |
小中学生等及び一般住民に「結核」の二文字を認識させるため、結核ポスターを作成し、小中学校等及び市町村等に配布した。 また、患者向け、家族向け、経過観察者向け、高齢者向け等の結核予防(早期治療)に関するリーフレットを作成し、当該者に配布し啓発活動を行った。 |
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効果: | ・児童、生徒への知識伝達ができる。 ・一般成人、ハイリスク者への再認識の効果がある。 |
1.「診断の遅れ」が疑われる肺結核事例集の作成事業 | |
(1) (2) (3) |
県内医療機関の協力を求め、診断の遅れにより重症化したと思われる結核患者の医療機関初回時の胸部X線フィルムを再検討した。 上記をもとに事例集(冊子及びCD-ROM)を作成した。 県内の全医療機関及び施設に従事する医師等に事例集を配布した。 |
効果: | 医療従事者の胸部X線読影技術の向上が図れる。特に若年の医療従事者に対する結核医療の知識の普及啓発が図れる。 |
2.冊子「茨城県の結核」作成 | |
結核発生動向調査の集計結果や住民健診の受診率等のデータをもとに結核に関する衛生指標をまとめ、地域別、年齢別等様々な角度から解析を行った。 | |
効果: | 保健所及び市町村の防疫担当者や医療機関の担当医等が、本県の結核の現状と問題点を正しく認識することにより、地域の即した結核対策や診療方針等を立てることができる。 |
群馬県
結核統計資料の作成 | |
結核に関する県内の統計を整理して資料集を作成、配布して、結核の現状を広く認識してもらった。 | |
効果: | 県内の結核の現状を知る機会を広く提供することができる。 |
千葉県
啓発用冊子の作成及び配布 | |
平成8年度特対事業で作成したテキスト「ツベルクリン反応の手引き」を改訂し、増刷した。 | |
効果: | 医療関係者の結核に対する知識の普及と技術の向上を図る。 |
横浜市
1.集団感染事例のまとめ集の作成及び横浜市結核対策マニュアルの改訂 | |
(1) (2) |
保健所長、医師、保健師、事務職からなるワーキングを立ち上げ、集団感染事例(疑いも含む)の分析・検討を行い、事例集を作成した。 事例集とその検討をもとに、「横浜市結核対策マニュアル」の改訂を行った。 |
効果: | ・各保健所ごとに事例をまとめることで、初動対応や健診の範囲や時期・方法の判断を学習する機会となり、適切な対応を学ぶことができる。 ・医師、保健師、事務等、各職種の役割を再認識し、職種間の連携の強化を図ることができつつある。 ・「横浜市結核対策マニュアル」の改訂により、迅速かつ的確な対応を図ることが可能となる。 |
2.市民向けのパンフレットの作成 | |
既存のパンフレットを活用し、本市の事情に適合するよう手直しをした。 | |
効果: | ・結核に関する正しい知識の普及・啓発が図られる。 ・パンフレットを活用することにより、より効果的・効率的な訪問・面接が行われている。 |
結核マニュアル策定事業 | |
結核診査協議会委員及び関係委員による策定協議会を結成し、地域の実情に応じた結核対策マニュアルを策定した。 @津保健所:医療機関医師用の結核事例集 A熊野保健所:施設内結核感染症対策ガイドライン |
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効果: | 地域の実情に応じた結核対策マニュアルを各結核診査協議会委員を始め地域の関係者で自ら策定することにより、責任を持った予防啓発指導及び率先実行の体制が確保される。 |
結核対策マニュアルの作成 |
兵庫県
「兵庫の結核統計」の作成 | |
平成11年の結核状況を分析し、目で見てわかりやすい統計資料を作成し、配布した。 | |
効果: | 「兵庫の結核統計」を作成することにより、県内の結核状況が一目で理解でき、市町、教育委員会、医師等関係者が結核の現状を理解するとともに、問題点の把握ができ、各方面から結核対策の推進が図れる。 |