4.健診事業
外国人対策事業
日本語学校就学生に対する健康診断 | |
健康診断を受診する機会の少ない日本語学校の就学生に対して、健康診断を実施した。 | |
効果: | 入国後早期に健康診断を実施することにより、結核予防に対する意識の高揚を図るとともに、健康診断受診への動機付けを図ることができる。 |
健康診断等事業(日本語学校就学生健診) | |
日本語学校に就学する外国人を対象に結核健診を実施した。 | |
効果: | 日本語教育施設の就学生に対し健診を実施するとともに、結核に関する知識の普及啓発を行う。 |
在日外国人結核患者健康診断事業 | |
外国人結核登録者の発病から要医療までの経過を調査し、管内外国人登録者の集団健診を行うとともに、パンフレット等を作成し、結核感染予防知識の普及啓発を図った。 | |
効果: | 外国人結核登録者の発病から要医療までの経過を把握することにより、今後の結核対策及び結核管理精度の向上を図る。また、健診機会に恵まれない外国人に対して、結核健診等を継続して行うことにより、健康診断状況及び受診状況を把握し、定期健康診断の重要性を認識させ、結核感染及び発病の防止を図る。 |
群馬県
外国人労働者・臨時労働者の結核健康診断 | |
X線間接撮影及び精密検査を実施した。 | |
効果: | 結核健康診断を受診する機会の少ない外国人労働者等に対して健診を実施することで、結核健診の重要性を啓蒙できる。 |
千葉県
外国人に対する結核予防対策 | |
(1) (2) |
CRによる結核健診を実施し、読影後必要に応じCT装置を用いての撮影及び喀痰検査を追加するなど、集中的に健診を実施した。 健診後のフォローアップや健診の経年受診を行い、有症状時全員には受診勧奨の冊子(7ヵ国語結核健診予防接種の手引き)を配布した。 |
効果: | 結核の重症化を防ぎ、二次感染の危険性を減少させる。 |
千葉市
日本語教育施設就学生の健康診断事業 | |
胸部X線撮影による健康診断 | |
効果: | ・外国人による二次感染防止及び患者の早期発見、早期治療の対応をとることができる。 ・定期健康診断を受ける機会が乏しい外国人の健康管理の一助になるとともに、教育施設に対する意識啓発にも資する。 |
東京都
外国人結核対策事業 | |
(1) (2) (3) |
日本語学校就学生健診(東京都保健所管内) 外国人結核健診(東京都全域) 保険未加入外国人結核健診(東京都全域) |
効果: | 外国人の健診機会を確保し、健診受診率の向上を図ることによる患者の早期発見・早期治療 |
千代田区
日本語学校就学生結核健康診断 | |
結核健康診断を保健所にて実施。 | |
効果: | 早期発見による治療、予防が期待される。 |
港区
日本語学校就学生結核健康診断 | |
(1) (2) |
問診・身体計測・尿検査・胸部レントゲン直接撮影・血圧測定 当日及び後日の二重読影により必要な者に対しては精密健診を勧奨 |
効果: | ・健康診断の受診の機会が少ない者に対し、健診を行うことにより結核の早期発見に努め、感染の未然防止を図り、結核を減少させていく。 ・学校に対して健診の重要性を促し、啓発をしていく。 |
新宿区
日本語学校結核健康診断 | |
一次健診:基本的に日本語学校と調整の上、新宿区内2ヵ所で指定の日にレントゲン車にて実施した。 二次健診:一次健診受診者のうち要精密健診対象者を保健所にて直接撮影した。 精密健診:二次健診で要精密検査となった就学生について、委託医療機関にて精密検査を実施した。 |
|
効果: | 海外からの就学生等の増加に伴い、来日後間もない在日外国人からの結核患者の発生がみられる。こうした状況に鑑み、在住・来街者の外国人数が最も多い区として、日本語学校就学生の結核健診を行い、外国人や区民等への感染予防及び治療等を通じて結核感染者の増加を抑制する。 |
台東区
日本語学校留学生結核健診 | |
胸部X線撮影を行った。 | |
効果: | ・外国人感染者の早期発見、治療の徹底 ・今後も区内の現状を踏まえ、継続していく。 |
墨田区
日本語学校結核健康診断 | |
効果: | 感染予防や早期発見・早期治療 |
目黒区
日本語学校就学生健診 | |
区内の日本語学校就学生を対象として健康診断を実施した。 | |
効果: | 日本語学校2校の就学生に対し結核健診の受診機会を提供し、一次及び精密健診を行うことで、医療機関受診を要する者を発見することができ、学校等における結核の二次感染予防が期待される。 |
大田区
日本語学校就学生に対する結核健康診断事業 | |
(1) (2) |
一次健診:X線間接撮影 精密検査:X線直接撮影、喀痰検査その他対象者 |
効果: | 健康診断の機会の少ない外国人に健診を実施し、罹患の有無について検査ができる。 |
渋谷区
日本語学校結核健康診断 | |
(1) (2) (3) |
一次健診:日本語学校校長に通知して周知し、結核予防会より結核健診車を借り上げ、 間接撮影を実施した。 二次健診:間接撮影の読影結果から精密検査が必要と思われる者に対して、保健所にて 直接撮影を実施した。 患者が発見された場合は、医療機関を紹介し受診させるとともに、患者の住所他の保健所にその旨を通知し、患者への支援に万全を期した。 |
効果: | ・学生及び職員に対して結核に関する知識を啓蒙する。 ・患者が発見された場合には、保健所間の連絡をとることによって医療機関受診に不安を持つ外国人留学生への支援体制を作る。 |
中野区
日本語学校就学生等健康診査 | |
血圧・X線撮影・尿・寄生虫卵検査 | |
効果: | 外国人の健康保持及び結核の蔓延防止 |
杉並区
日本語学校健診 | |
健診を希望する日本語学校の外国人就学生に対する結核健康診断を実施した。 | |
効果: | 結核患者の早期発見と蔓延の防止及び効果的な予防措置を講ずることができる。 |
豊島区
日本語学校結核健診 | |
(1) (2) |
健康診断(胸部レントゲン撮影) 健康相談 |
効果: | ・患者発見率から見て、いまだハイリスクグループといえる外国人留学生の結核を早期発見し、治療に結びつけることにより、留学の目的達成を支援するとともに、二次感染を防止できる。 ・健診に併せて日本語学校健康教育を実施できることにより、異文化ストレスによるメンタル的な疾患やAIDS等の他疾患の予防を推進できる。 |
荒川区
日本語学校結核健康診断実施事業 | |
健診車を借り上げて、3ヵ所で実施した。 | |
効果: | 国際交流の活発化による海外からの就学生等の増加に伴い、受診機会の少ない就学生の結核予防を進め、未然に結核感染の防止に努める。 |
板橋区
日本語学校就学生健診事業 | |
日本語学校にレントゲン撮影車を配車し、健診を実施した。 | |
効果: | 日本語学校就学生の健診機会を確保し、健診受診率の向上を図ることにより、患者の早期発見と感染予防に少なからず寄与できたと考える。 |
練馬区
日本語学校就学生結核健康診断 | |
学校に健診案内の通知をし、保健相談所において健康診断(胸部X線撮影等)を実施した。 | |
効果: | 本事業により結核患者が発見された。今後も継続することにより、結核の早期発見、早期治療を図る。 |
足立区
日本語学校結核健診 | |
保健所の受託健診として実施した。 日本語学校の代表者に連絡をとり、名簿・カルテ等の作成を依頼し、学校所在地の管轄保健総合センターにてX線撮影及び読影を行った。 |
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効果: | 健診の機会の少ない外国人生徒と日本語学校への予防知識及び意識の浸透と、地域への感染防止が図れる。 |
葛飾区
日本語学校就学生結核健康診断 | |
胸部のCR撮影 | |
効果: | 罹患率の低減及び感染の予防 |
江戸川区
日本語学校結核健康診断事業 | |
希望する学校の希望者に対する結核健康診断を保健所、保健相談所において実施。 | |
効果: | 集団感染の防止等 |
神奈川県
外国籍県民結核健康診断事業 | |
普及啓発用パンフレット購入 受診案内通知及び問診票などの作成 撮影用フィルム等の購入 通訳の派遣 <平成12年度実績> 受診者 保健福祉事務所が会場 162人 NGOとの共催(2会場) 144人 (計306人) 外国籍県民健診案内通知作成(8ヵ国語) 10,000部 通訳の設置 7保健所 |
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効果: | 外国人を含めた県民の結核への関心を高め、結核健診受診率の向上を図ることにより、結核患者の早期発見、予防が可能となる。 |
横浜市
1.外国人等への健康診断の実施 | |
外国人が多く受診している港町診療所に委託し、ボランティアグループを通じ市内在住の外国人に呼びかけ、12年9月には中華街周辺に勤務する外国人を対象に、また11月には市内全域の外国人を対象に、教会を会場として健康診断を実施し、13年3月には公的会場として鶴見保健所で健康診断を実施した。 | |
効果: | ・ボランティアグループや「無保険の外国人の医療に経験が深い医療機関」の協力を得ることにより、効果的な広報等が実施され、多くの外国人に対する健康診断が可能となっている。 ・患者を発見した場合、確実に治療へつなげることができている。 |
2.日本語学校生徒への定期健康診断の実施 | |
レントゲン車を使用し、間接撮影を実施。学校側の協力を得て名簿作成や要精密者の呼び出しを行った。 発病者には、保健所ケースワーカーなどから医療機関の紹介や公費適用など必要な対応を行った。 |
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効果: | ・日本語学校生徒からの患者の早期発見が図られている。 ・日本語学校の日常的な協力が得られている。 |
横須賀市
外国人結核対策 | |
言葉の障壁等により、日本での健診を受けにくい在日外国人に対し、母国語による案内を行い、受診時に通訳をつけ、健診結果も母国語で通知した。 |
相模原市
外国籍市民結核健康診断 | |
(1) (2) |
通訳ボランティア(5ヵ国語)の協力により、市内在住外国人を対象に胸部X線検査を行い、必要な者には医療機関を紹介した。 指導用パンフレット(8ヵ国語)を配布し、結核に対する啓発を行った。 |
効果: | 受診者数は少なかったものの、外国人の支援団体を通して通訳ボランティアの派遣などの協力を得たことにより、外国籍市民に対し、結核についてより広く啓発する機会となった。 |
外国人健診事業 | |
対象年齢に当たる外国人学校の生徒に、定期の健康診断及び予防接種を実施し、その保護者に対しても健康診断(胸部X線撮影)を行った。 | |
効果: | 外国人学校の7歳、13歳に達する年度の児童には定期の健康診断の機会がないため、その機会を設ける。 今後も継続予定である。 |
日本語教育施設就学生健診 | |
日本語教育施設就学生に対する健診を行った。 | |
効果: | 患者発見、医療対策及び正しい知識の普及啓発が図れる。 |
東大阪市
中国残留帰国家族・中国人特別健診 | |
(1) (2) |
中国残留帰国家族が多い府営住宅に出向き、通訳を介して結核健診の受診促進を図った。 中国語のパンフレット・ポスターを作成し、結核の知識の普及啓発を図った。 |
効果: | 中国残留帰国家族を対象に通訳を介して結核健診を実施することにより、対象者は健診を受けやすくなる。身内意識が強いため近隣からの受診も見込まれ、健康診断の実施率の向上が期待され、早期発見、早期対策を講じることができる。 |
外国人健康診断事業 | |
外国語に翻訳した健診案内、問診票及び結果通知書を用意し、通訳を配置して健康診断を実施した。 | |
効果: | 受診の機会が増加することにより、有症状時の早期受診、早期治療を誘導して結核の蔓延防止に役立つ。 |
山口県
外国人健康診断事業 | |
各地域の食品衛生協会等から対象者の抽出を行うとともに、健康診断受診票を本人に配布し、保健所において胸部X線撮影を実施した。 | |
効果: | 健康診断の受診機会の少ない在日外国人の健診を行うことにより、患者の早期発見、早期治療、感染拡大の防止などの効果が期待できる。 |
留学生等健康診断事業 | |
(1) (2) |
就学生については健診機関に委託し、日本語教育施設で胸部X線撮影、一般健康診査を実施するとともに、広報パンフレットを配布した。 アジアマンス(9月)の期間を中心に、留学生及びその他短期在留外国人を対象に胸部X線撮影及び一般健康診査を委託医療機関で実施した。 |
効果: | ・在日外国人の保健衛生の向上 ・結核患者の早期発見、早期治療 ・本市では、毎年就学生から患者が発見されており、結核ハイリスク対策と同時に留学生等の保健対策事業として継続する必要がある。 |