３．小児結核対策事業

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小児結核予防対策事業（各保健所において実施）
(1)	講演会・研修会の実施　計6回　①南加賀　　「児童・生徒の結核予防管理と予防内服」　　　講師：(財)結核予防会　星野斉之氏　　「学校保健における結核対策の必要性」　　　講師：南加賀保健所　菊池修一氏　　「中学校における結核集団感染事例からの課題」　　　講師：高知市　堀川俊一氏　②石川中央　　「学校における集団感染事例」グループワーク　　　講師：(財)結核予防会　増山英則氏　③能登北部　　「乳幼児期、学童期の健康診断と予防接種」　　「児童・生徒のツ反・BCGの実際と精密健診、予防内服」　　　講師：(財)結核予防会　増山英則氏
(2)	調査の実施　①南加賀　　「管内小中学校生のツ反・BCG接種実施状況調査」　②河北センター　　「小学校2年生におけるBCG局所反応針痕数調査」
効果：	・小児科医や学校医を対象とした研修によって、ツ反・BCG接種の技術的な内容や管内の陽転率の実態を全国比較し、接種医に現状を周知できたと同時に接種技術の向上が図られたように思う。・集団感染事例の報告によって危機感が向上し、学校での結核対策の必要性の理解が得られる。・調査に基づく問題点を把握し、実施主体の市町村における検討課題が明確になり、ツ反・BCGの精度の向上につながる。

金沢市

小児結核予防対策事業
(1)	ツ反・BCG接種事業研修会小中学校養護教諭を対象に研修会開催。　講演会「中学校結核集団感染事例に学ぶ学校における結核対策」　講師：高知市保健所　豊田　誠氏
(2)	小児結核医療従事者研修会学校医及び小児科医、内科医等を対象に研修会開催。　講演会「中学校結核集団感染事例に学ぶ今日の結核対策」　講師：高知市保健所　豊田　誠氏
(3)	小児結核予防啓発乳児健診時に、保護者に対して結核予防啓発リーフレットを配布し、結核予防の啓発を行った。
(4)	BCG接種率向上対策乳幼児期におけるBCG未接種者に対し、早期接種を勧奨した。
効果：	小児結核対策（学校内対策も含む）に対する意識付けと乳幼児期におけるBCG早期接種の推進が図られる。

小児結核対策事業
	市内の定住外国人の乳幼児に対するBCG接種率の向上を図るため、外国語（2ヵ国）による問診票作成。

堺市

小児結核り患率低減化対策事業
(1) (2) (3) (4)	本市においては、4ヵ月健診時にBCG接種をセットで行っており、0歳児の接種率は98％とかなり高いが、さらに接種率の向上に努めた。健診案内の際、接種勧奨用チラシを送付して、さらなる接種勧奨を行った。過去における接種もれ者対策として、1歳6ヵ月健診・3歳児健診時などにおいて未接種者に対し接種勧奨を行った。その他、4ヵ月健診時に同伴する保護者等に対して、結核予防教育を行うとともに、結核健診未受診者には特別健診として胸部X線撮影を行った。
効果：	・乳幼児時期の早期BCG接種を行うことによる小児結核罹患率の低下・感染源である母親等の健康診断を行うことにより、患者の早期発見、集団感染の防止が図れる。