9.調査・研究・モニタリング事業

コホート観察調査事業

北海道   東北   関東   東海北陸   近畿   中国四国   九州   沖縄  

北海道

肺結核患者の管理に関する調査研究事業
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コホート調査(26道立保健所で実施)
調査結果集計、分析
調査報告書作成
調査結果考察研修会(26道立保健所各2人<結核担当保健師及び結核担当者>出席)
効果: ・結核患者の治療成績の評価により有効な診療基準の確立、指導管理の精度向上、結核罹患率及び有病率の減少を図る。
・患者の登録期間の短縮、投薬の減少、患者家族健診の対象者の削減、さらに、医療費の削減。さらに、本事業を通じて、各保健所管内の地域ごとの結核事情が判明するとともに、結核予防担当者の能力及び意識の向上が期待できる。

札幌市

結核菌陽性患者治療成績評価事業
平成11年度は、札幌市における結核症の疫学状況と医療従事者の罹患状況について調査を行った。特に結核病院における医療従事者等について調査を行い、その結果を研修会で発表した。
効果: 本市における結核症の疫学状況と医療従事者の結核症罹患状況等について、情報提供を行い結核病院を含め各医療機関との連携の強化を図る。

青森県

コホート観察調査
各保健所ごとに結核患者に対する指導状況、菌検査実施状況、投薬機関等を比較調査し、きめ細かい結核対策の推進を図った。

福島県

コホート観察調査事業評価研修会(平成8年度から)
過去3年間のコホート調査結果を各保健所が自ら評価し、それに対する助言を結核専門医等から受けた。
効果: ・保健師のレベルアップ及び保健所の患者管理の強化に繋がる。
・治療中断者、治療失敗例の事例検討を併せて実施したことで、個別の事例に関して学ぶことができる。

郡山市

コホート観察調査事業
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(3)

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コホート観察調査
結核患者登録票から調査票への転記。
集積・分析
本庁で集積、結核研究所の協力を得て分析。
分析結果検討会
調査結果を医師会等に還元。
調査報告書作成、配布
効果: 保健所での患者管理の強化及び短期化学療法の推進による罹患率・有病率の低下、有病期間・登録期間の短縮

台東区

コホート観察調査

長野県

保健所におけるコホート観察調査事業
過去5年間の新登録者の治療成績、保健指導等を年別に比較検討し、治療失敗例、脱落中断例、保健指導の状況を把握した。
効果: ・過去5年間の罹患率、有病率ともに県平均を下回る諏訪保健所管内の状況を分析することにより、他地域においての治療、指導についての参考とすることができる。
・諏訪保健所管内においてもさらなる治療技術の向上、保健指導の徹底が図れる。

浜松市

結核コホート観察調査事業
(財)結核予防会結核研究所主催による「結核患者管理検討全国会議・結核対策研究全国集会」に参加した。
効果: 全国結核対策を学ぶことにより、結核対策の情報資源の共有化を図るとともに、今後の結核患者に対する保健指導の内容の充実・保健師等結核担当者のレベルアップが図られる。

滋賀県

コホート観察調査事業
(財)結核予防会結核研究所の指導を受け、結核登録患者のコホート観察調査を実施した。
効果: ・結核患者の治療状況の把握及び保健師訪問指導の指針の策定
・保健師の資質の向上

岡山市

就業者等結核重点対策事業(就業年齢層に対する有効な結核対策システム構築事業)
治療状況追跡調査(コホート観察調査)の評価分析
 @過去のコホート観察調査のデータを市として評価分析し、結果をまとめた。
 A結核診査協議会委員、医師会委員を交えて結核研究所講師と分析結果等の検討会を実施。
 <平成11年度>
   岡山市の結核医療の現状と課題についての調査
 <平成12年度>
   H11年度に調査した結果を評価分析し、小冊子にまとめ、指定医療機関研修会の資料として
   活用した。結核研究所講師による研修会を実施した。

愛媛県

肺結核患者の治療成績の評価に関する調査事業
平成9年1月1日から平成9年12月31日までに登録された肺結核患者427人中、松山市調査分(108人)を除く319人について調査を実施し、各保健所の特性を把握した。
効果: 平成9年1月1日から平成9年12月31日までに登録された肺結核患者を対象にコホート調査を行い、各保健所の特性を把握することにより、保健師活動の充実が図られ、治癒完了率アップに役立てられる。

北九州市

コホート調査の評価、検討
平成10年度まで実施したコホート調査の結果を評価・分析し、今後の対策を検討した。